小説

□子鬼
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ところで本当の俺たち万事屋が遊園地なんてところに向かっている理由、気になるだろ?

気になれ。
もちろんどっかの誰かさんの依頼だ。
ただし、その遊園地でツチノコを発見してこいという無理難題。
どっかの星に帰ればいいのに。

だが、そんな無理難題をこなすという名目で、遊園地に来たわけだ。
ちなみに報酬は家が一戸建つ。
いや?別に報酬なんて期待してないよ?
本当に。
銀さんだってそんなことばっか考えてるわけじゃないんだからね!

「ちょっと!あれ見てヨ!なにアルか?あの速いの。ごっさ楽しそうネ!」


神楽の声で、俺がそれを見ると…

ジェットコースターじゃねーか…。

依頼主があらかじめ用意していたチケットを手に、俺たちは入場した。


「さっそくあれ乗るネ!」


おっと、

始まったのは夢の国だか地獄絵図だかわかったもんじゃねー。
「俺、疲れたからベンチで休むわ。」
「何言ってんすか、まだ着いたばっかですよ?」
「早く行くネ!」

あ、子鬼。



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遊園地でのお話を書きたかったのに、入ったところで終わってしまった…。

万事屋…。案外?銀さんがジェットコースター苦手とかいいな。
だけどパパだから子供に言われちゃ仕方なく乗ってオボロロローみたいな(^^)
20090701
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