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「僕は興味ない」
 
 チョコボを眺めながら温度を変えずエースが言った。
 
「少し気になりますけど...。そこまでは」
 
 デュースには遠慮がちに断られた。
 
「私は自分で見極めてみせます」
 
 で、どっち?
 
「そうですね...。面白そうではありますが、良心を呵責します。私は常に広角的に物事を捕らえ、その中から自分で判断します」
 
 色々言って、でも結局トレイはNO。
 
「ナニそれ!超おもしろそうじゃん!!」
 
 ケイトはノリノリで参加。
 
「わたしは〜...見つかったら怖いから〜やめておこうかな〜」
 
 教えてね〜と言いながら断ったのはシンク。
 
「はっ。いいねぇ。どんな面してんのか見てやるよ」
 
 豪気な笑みを浮かべたのはサイス。
 
「踏み込まれたくない領域とは誰にでもあるだろう。私はパスだ」
 
 バレないようにな、とセブン。
 
「オレは...いや、いい」
 
 迷った挙げ句、エイトは邪念を振り払うように鍛練に勤しんだ。
 
「アァ?行きてぇケドよ、課題終わらねぇんだよコラァ!!」
 
 ヒマなら手伝えよコラァ、とナイン。
 
「行く行く〜!」
 
 こっちが言い終わる前に、ジャック。
 
「わッわたくしは!いえ!けけ結構です!」
 
 どもりながら眼鏡を直したクイーン。
 
「くだらん」
 
 銃をメンテナンスしながら一刀両断に、キング。
 
「オレは...。レムは?」
 
 いるのか?とマキナ。
 
「喘息の発作が出ちゃったら困るから...」
 
 残念そうに断ったのはレム。
 
 
「全部で...ケイトちゃん、サイスちゃん、ジャック君...」
 
 
 指折り数えられた人数は3人。
 
 
「ちょっとでも...誤解が解けるといいんだけど」
 
 
 事の発端は、サロンでの会話。
 
 
 よし、と〇〇は入れる必要のない気合いを入れた。
 
 
 
 
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