ナミロビ

□ナミ+ロビン
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朝、燦々と降り注ぐ太陽の光で目が覚めて・・・でも眠い。
ベッドを下りて、ふらふらと歩きながら、洗面所に顔を洗いに行く。
冷たい水で、ざぶざぶ顔を洗ってタオルで拭いても、まだ眠気が取れない。


「ねむ・・・」


ふあ、とあくびをひとつ。
あー、なんでこんな眠いんだろう。
眠すぎ。特に夜更かしとかしてないのにな。
あくびをかみ殺しつつ、髪の寝ぐせを直しにドレッサーへ、腰かけて。
鏡を見ると。

私の目と鼻の位置に、ロビンの目と鼻がくっついていた。


「ぎゃあああぁぁぁっ!!なにこれぇっ!!!ちょっと、ロビン?!」


振り返って、元凶を見つめる。
その元凶は、にっこりと笑って、


「あ、目が覚めた?ナミちゃんがねむそうだったから、起こそうと思って」


悪びれもなく、ぬけぬけと言う女。
・・・あんたね。
起こし方ってもんがあるでしょ。ふつう。
あきらかに間違ってる。

自分の顔に、人のパーツが乗っかってるってのが、あんなに怖いものだとは思わなかった。
ああ、夢に出そう・・・悪夢だわ。
気持ち悪かった。なんていうか、違和感が凄かった。
もう本当にこれは止めてほしい。
顔を元に戻してもらってから、ロビンに説教して二度としないと誓わせた。





また、ある日。
気候を見ようと、甲板へ出たら・・・あたり一面ロビンの生首に埋め尽くされていた。
絶句。
・・・シュールすぎるわ。
さらに気持ち悪いことにその生首たちは全部こちらを見ていた。
ロビンの生首畑の真ん中に本人が立っていた。


「ロビン・・・あんた、何やってんの?」


頭痛のするこめかみを押さえつつ、問いかけてみる。
きっとしょうもない答えが返ってくるに違いない、と思いつつ。


「あらナミちゃん。ちょっと実験してたのよ」


・・・何の?とか聞く気力も、もう残っていない。
いつものロビンの実験教室なのだろう。


「・・・邪魔だから、消して。すぐ消して」


ナミ、ここは耐えるのよ。
自分にそう言い聞かせながら、生首を蹴りたくなる足を理性で抑えつけた。


「全部?」


「もちろん全部よ。・・・ていうか手とか足とか頭とかたくさん出すの自重してもらえる?
 見てて、気持ちいいものでないし」


「気持ち悪かった?・・・こんなにかわいいのに」


そう言って、ロビンは生首のひとつを手に抱いて撫でた。
それを見て、ナミが近くにあった生首のひとつを足蹴にしたのは言うまでもない。




・・・
最近わたしの脳内で、ロビンが悪魔の子ならぬ悪夢の子と化してて。
ナイトメア・ロビンみたいな(笑)
その妄想。
こんな感じのロビンとナミしか浮かばないです。
恋愛はどこにいったんですか?
もうダメみたいです、わたし。

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