タイムスリップ

□タイムスリップ
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いつも以上に晴れた空。流れる雲。賑わう街。


奏鶴城はその中を走っていた。ただひたすら1つの場所に向かって。



向かった先は…

薄暗い森の中…。



奏鶴城はこの場所が好きだ。
幻想的で不思議なこの場所が。


ここに居ると時が止まっているようだ。
現実世界から遠ざかっていくような…。
夢のような所だった。



奏鶴城はいつも座っている大きな木の根に腰掛け、いつものように編み物を始めた…。
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