宴の間

□支え
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どうにもならない事はもう解ってた
でも…それでも何とかしたいと
何とかしなくちゃと無駄に足掻いて
さらにどうにもならなくて
涙が止まらなくなった。

頑張れば…
   頑張るほど…
自分に耐え難い苦痛を与える。

先が見えなくなって、立ち尽くしていた僕に

「そんなに頑張らなくったって良いんだよ」
そう言ってくれる人がいた。


その一言で僕は「今まで何を頑張ってきたんだろう」と思った。

意味の無い、自分が辛くなるだけの頑張りを
何故続けてきたんだろう…

どうして独りぼっちだと思っていたんだろう。

周りを見れば僕を支えてくれる人たちはこんなにもたくさんいるのに…

僕には、支えてくれる人たちがたくさんいる。
それだけで僕は、意味のある頑張りをすることが出来るようになった。

支えられ続ければ僕はダメになるかもしれないけれど。

支えが無ければ僕は立ってはいられないし先に進むことも出来ない。

僕は…
   僕らは…


『支えあう』

それだけで新たな一歩を踏み出せる。

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