宴の間

□存在
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僕は話をする

自分の事や今までにあった事やこれからの事
すごく下らなかったりどうでもいいような事だったりするけれど何故か誰かに話してしまう


僕は忘れられたくなくて

僕という人間がいた事

僕が生きているという事

僕という存在が在る事

自分勝手なのかもしれない



…けれど

僕が居なくなってしまった時に
誰か一人でも覚えていてくれたなら
僕は存在し続けられる

いつも話を聴いてくれる人に
いつか"ありがとう"と"僕を覚えていてくれてありがとう"と伝えたい


こんな僕でも誰かの心の片隅にいることが出来たなら
僕は幸せだ

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