しまね映画塾2004inひらた

□夢のつづき
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●夢のつづき

成功から一変して転落の辻を辿った漫才師が平田の町でひとりの老婆と対面する。意識の戻らない老婆が残した再起を鹿う手紙と戦死した息子の形見が、転落の底をさ迷うふたりに僅かな光を届ける。だが叶う事の無い老婆の願いと叶えてやれない今のふたりに絶望的な無力感が襲う。諦めにも似た静けさはふたりを原点に立ち返らせ、始めて作った漫才のネタを思い出させる。
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