銀魂♪

□雪の日
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   雪が降ったーーー・・・









歌舞伎町は雪でおおわれていく・・・。






こんな寒い日に仕事なんてホントついてないと沖田はため息をついた。

しかも雪の日なんて、ろくな思い出がない。

沖田は少し立ち止まって


「姉上・・・」


と小さくつぶやいた。

雪の日は姉上と雪だるまを作って遊んだ記憶がある。楽しい思い出・・・でもだからこそ雪の日は悲しくなる。






そういえば押し入れの奥に姉上が編んでくれたマフラーがあることを思い出した。
せっかく編んでくれたが、もったいなくて一度も使わず大切にしまってあったのだ。

今となってはもう・・・

と思いかけたが、悲しくなるのでやめた。







やっぱり雪の日には良い事がない。

ぼんやりとゆっくり降ってくる雪を何となく横目で見ることしかできない。
なんか情けなくなってゆっくり歩きはじめる・・・







するといきなり後ろから・・・

「サディスト!」

ビクッとする沖田。
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