小説

□第一部
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【運命の夜】

<自宅>

ある日の夜中、ふと目が覚めると枕元から声が聞こえてきた。

《????》
「僕のところへ来い…」

慌てて跳び起き見てみると、そこには前澤がいた。

《前澤》
「僕のところへ来い。」

俺は思わず傍にあった金属バットで前澤の頭を殴った。
そこには、冷たくなった前澤がいた。

俺は死体をバラバラに刻み、家の近くのゴミの埋め立て場に埋めた。

《馬場》
「誰にも見られてないよな…」

そして、何事も無かったかのように家に帰り、眠った。

(人を…殺してしまった…!!!)


<学校>

翌朝、やはり前澤は来ていなかった。朝のSHRには代わりに大濱が来た。

《大濱》
「今日は前澤先生はお休みで〜す。え〜?馬場君が殺したん〜? …冗談やで〜。ハィ、この沈黙がたまらんなぁ。 馬場君、あとで後ろからナイフで刺さんといてな〜(笑)」

《馬場》
「そ、そ、そんなことしませんよ〜ム」

誰にも見られてなかった筈だが…
一応、放課後に大濱を呼び出すことにした。


<空き地>

《馬場》
「先生、昨日の見てたんですか?」

《大濱》
「何?テレビ?私の家はテレビが映りません〜。 …私は口堅いから心配せんでも大丈夫やで〜」

そう言い、大濱が帰ろうと後ろを向いた瞬間、用意していたナイフで大濱の背中を突き刺した。
ナイフは心臓まで届き、大濱は即死だった。
死体は前澤と同じ方法で処理・処分した。

(これで…誰にもバレない…)


<学校>

翌日のSHRには森が来た。二人の事については何も触れず、SHRは終了した。
(やった…)

その日の昼休み、珍しく山木さんが話しかけてきた。

《山木》
「ばばくん、昨日、大濱せんせぃを…殺し………ウチ見てもてんけど…」

俺は耳を疑った。
 
《馬場》
「山木さんa実は話があるんだa放課後話そう?」

《山木》
「うん、わかったぁ求v


そして放課後、俺は人気の無い空き地に彼女を呼び出した


<空き地>

《山木》
「ばばくん、話しってなに?旋、」

《馬場》
「悪いけど、死んでもらおう。」

《山木》
「えっ?ム」

俺は持ってきた小刀で山木さんに襲い掛かった。

《???》
「まてぇーい!!!」

《馬場》
「誰だ!?」

《???》
「フハハハ!私の名はヨシダー仮面!山木さんをHA☆NA☆SEa」

《馬場》
「吉田やろN 動くな!こいつを殺すぞ!」
俺は山木さんを人質に取った。
こんな形ではあるが、密着しているのは何とも嬉しいb←

《吉田》
「喰らえ、ヨシダァーキィーックaa」

吉田の強烈な蹴りが小刀に直撃した。
その衝撃で小刀は山木さんに突き刺さった。
俺の手から山木さんが崩れ、倒れた。

《吉田》
「種継〜aQ」

《馬場》
「貴様、よくも…よくもぉーaa」

俺は山木さんから小刀を抜き、吉田を斬り付け、メッタ刺しにした。
そして二人の遺体を分解し、またいつもの場所へ埋めた。



家に帰ると一本の電話がかかってきた。

《???》
「今までの事は全て見させてもらった。警察に喋られたくなければ取引をしよう。」

《馬場》
「…。」

《???》
「明日、いつもの場所へ来い。」

電話は切れた。声を変えたつもりらしいが、明らかに森口だった。

《馬場》
「そういえば親父のゴルフクラブがあったな…。次はこれを使うか。」


俺は疲れのせいか、この日は早く眠ってしまった。
 
<ゴミ廃棄埋め立て地>

翌日、俺は言われたとおり待ち合わせ場所に行った。そこにはいつものように笑顔の森口がいた。

《森口》
「馬場ー!!!遅ーい!!今何時やと思ってんねん!!」

《馬場》
「しょうがないでしょう、勉強してたんですよム で、何ですか?」

《森口》
「取引をしよう。おまえの殺人黙っておいてやる代わりに、金とベンツくれ。俺、今金ないねん!!!」

《馬場》
「わかりましたよぅ。はい、ベンツのキーですR」

森口がキーを取ろうと気を緩めた瞬間、持ってきたゴルフクラブ(5番アイアン)で殴った。
『馬場の攻撃! Hit!500! 1COMBO!1000! 2COMBO!クリティカル!1750! 森口はたおれた。 +15円 +2EXP』

その後、皆を埋めた場所に一緒に埋めた。
それからは誰からも脅されることなく学校生活をエンジョイした。

(第一話完)
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