01/15の日記

23:34
ぷちすとーりー
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小さい頃、二人で頬張ったあの味が忘れられなくて。



「あ、また持ってる。一個ちょうだい」

返事をする間もなく、私の持っている箱へと手が伸びてくる。

「俺、好きなんだよね、キャラメル」
そう言いながら口に放り込む。



きっと、覚えてないんだろうな、なんて。
柄にもなく感傷に浸ってたら

「よくさ、お前の母さんに貰って二人で食べたよな」

ちょっと照れながらそう言って
私に一つ差し出した。

「また、さ。一緒に食べようよ」

今度は真っ赤だ。



二人で頬張ったあの味が忘れられなくて
いつも鞄に入れてたキャラメル。

一人で食べてもあの味には会えなくて。

「あの時の味、するかな」



そう呟いて、キャラメルを一粒。



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好きなCPでどうぞ。

あー久々。
ちょっとすっきり。

また書くかもね。
えぇ他人事ですとも。


でもたまにはいいかもしれんですね。

だいありぃようちぇけら。

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