復活小説

□リボーンで七夕
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リボーンで七夕




「あっ!見てよリボーンっ!」
「なんだ…ああ笹か」
「もうすぐ七夕だもんねっ」
駅の中、リボーンとツナは飾られた笹を眺めていた。
「しかし、いろいろ短冊が飾ってあるな。ちょっと見てみるか」
「ええっ!」
そういうとリボーンは近くにあった短冊を手に取った。
「何々…『右腕になれますように』………」
「獄寺君だね…」
リボーンはその短冊をペシッと払い、次の短冊を取った。
「これは…『野球の大会で優勝出来るように』…か」
「へえ、小学生かなぁ?」
「続きがあるぞ『それとうちの竹寿司は旨いからみんな来てくれな!』だと」
「山本…これは宣伝に使うものじゃないのに……」
「次はー『強い奴と戦いたい。咬み殺す』だと。ツナ、行ってやれ」
「ええっ!無理だから!雲雀さんと戦うなんて!」
リボーンは次の短冊を見たとき、ニヤリと笑い、ツナに見せてくる。
「えっ何?」
「ご指名だ」
「えーっと…『ボンゴレが我が手中に落ちますように。むしろ、綱吉君は僕のものだから誰も手を出してはいけません』……へぇ」
見るなり、原形をとどめて無いくらいに破り捨てる。
そして置いてあった短冊を手に取り、何かを書きはじめる。
「何してんだ?――『マフィアになんかなりませんように。そしてパイナップルがいなくなりますように』…か」
書き上げたツナは満足そうに笹へ付ける。
「ほら、リボーン行こうよ」
「…ああ」
ツナは笑っていたものの、目は冷たさを湛えていた。




なんとか七夕に間に合いましたっ!(現在7/4)
ツナが黒くなってしまいましたが…
自分、文下手…



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