花の天使T

□〜土方〜6
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 某日





 公務の見回りの時間が、こんなに心待ちになったのは何故だかはわかっていた。



 山崎にマヨネーズを大江戸ストアへ買いに行かせるようにしたのも、少しでも店の売上に貢献出来りゃいいという思いで他意はねェ。





 この時間、いつも品出しをしているアイツの姿が今日はない。



 もしかしたら店内に居るのかと今まで入った事がなかった店に足を踏み入れて、アイツを捜しちまっている俺に気づいた時は思わず何をしているのかと苦笑してしまった。



 それでも見つからなかったアイツに、今日は休みなのかと思うしかなかった。




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