花の天使T

□〜銀時〜1
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 そこへ足を運んだのは、たまたまだ。



 家から近い訳じゃない。



 ただ今日入ったチラシで大江戸ストアがオープンしたのを知って甘味が安いからだった。





 でも、そこで運命の出逢いをする事になるなんて





 お前の愛らしい笑顔。



 見た瞬間クラッとした。





 銀さんはみんなの銀さんだし、お前の笑顔もみんなのモノだと思ってた。





 俺は束縛は好きじゃない。



 なのに、いつからだろう――



 お前の笑顔を俺だけに向けてほしいと、独占したくなったのは……






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