イチウリ

□自覚
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俺とアイツは、本当に違うタイプで、

死神とか滅却師とか、
そんなんがなかったら、

接点なんて皆無だったんだろうと思う。


知り合った当初もどちらかといえば敵っぽくて相入れないと思ったし、

共に戦うようになっても、仲間…友達……


はっきりとこれと言える区分に石田はいなかった。







俺は、この曖昧さが、何なのか考えることもせず忙しい毎日を送っていた。








でもきっと、この曖昧さに気付いていたんだろう。
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