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□夢の中の君
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「戦争なんざしょうがねだろう!!諦めて立てよ!!」
それが…俺がリナリーに対して言った言葉
たった…1人の仲間を守れなかった
自分への
枷としても放った言葉
でも、…事実だろう?
仕方ないんだ
戦争だから…
そして…俺は流されちゃいけない
だって、俺は
『神の使途にでもなったつもりか』
『お前はブックマンの継承者であり、それ以外の何者でもない』
『いかなる事態(こと)にも傍観者であれと教えたはずだが?』
それは…自分の立場
神の使途であるエクソシストでもなく、ノアでもなく、人でもない。
ただ、見守り続け
歴史を刻んでいく