!!
□闇の真髄
1ページ/5ページ
「スーマン!!スーマン!!どうして…」
痛い…痛い…痛い…
どうして?
どうしてこんなことに
こころが…死んでしまった
「バイバイスーマン」
後ろから聞こえた声
振り返れば
知らない男が立っていた
「誰…?なんで、スーマンのことを…知って」
その男と目が合えばゾワっと寒気がした
「お前は…あのときの…?」
「……」
身体が本能が訴えている
逃げろ…逃げろ…
逃げろ!!!
「なに…もしかして怯えてる?」
「っ!」
「安心しなよ…」
左腕を掴まれた瞬間自分の気が解かれるほどの腕の痛みを覚え意識を手放した