星空テキスト

□春の星座とギリシャ神話
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『大熊座』


大熊座と言えば、そう!誰もが大体知っていて、何より見つけやすい、あの北斗七星を一部とした星座です。

北斗七星は、まるで水をすくう柄杓(ヒシャク)のような形をした、七つの星で構成されています。
そのため、昔の日本では柄杓星や七つ星と呼んでいました。
元々北斗七星という言葉は、中国で命名されたもので、ヒシャク(斗)の形をした北天の七つ星という意味から来ています。

さて大熊座は、結構大きな星座で、全ての星座(88の星座)の中で三番目に大きい星座となっています。
北斗七星以外は、光度が弱い星ばかりなので、全容を見るためには暗い夜でないと難しい。

イメージ的に言えば、北斗七星の杓(シャク)の部分が
Π←となっている場合、大熊は上を向いていると思ってください。
因みに杓の部分は大熊の腰からお尻にかけての部分を表し、柄の部分は尻尾に当たります。

上手く見ることが出来れば、空を熊が四本足で歩いている姿をイメージ出来るでしょう。


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