言の葉

□SEED学園〜放送室で〜
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ぼーーっとしているキラにキスをし、
アスランはキラの口内に舌を滑り込ませる。

「んんっ…ふあっ‥」

「………。」

「アスランってちゅう上手い…」

(…他の人としたこと有ったりして…)


唇が離れた隙に小さく呟く。

「…そうかな?普通だと思うけど」

「…アスランって
舌でサクランボのひも結べる人っぽい…」

「サクランボ?」

止まっていた行為を再会しキラの身体を撫でながら聞き返す。

「っ‥知らない?
舌でサクランボのひも結べる人ってちゅうが上手いんだよ。」

キラは潤んだ眼で答えを返す。

「そんなことは知ってるよ。
僕が聞きたいのは君は誰にそんなことを聞いたんだってことだよ!」

アスランは少しキツイ口調で睨む、

「えっ?フラガ先生が‥‥あっ!
アスランそこ触っちゃやだぁっ…!!」

アスランの掌はキラ自身の性器にへと手を当てていた。

「―キラ、ここが良いの?」

アスランはたまにキラを虐めるときのような顔で笑っている。



内心



(あのセクハラ教師が…。
キラに手を出したりしてないだろうなぁ〜‥(怒))

などと思っているのだがキラは気付いてはいない。

「あっ!アスラン〜‥んああっ‥!!」

「キラ‥気持ち良いの?
…ここ。先走りでとろとろになってるよ?」

「やぁっっ‥アスランのいじわる〜‥」

アスランはキラが自分の名を
呼びながら縋ってくるのを見て気分をよくする。

「可愛いよ。キラ∨」

…どうしてこの男はこんな恥ずかしいことを
真顔で言えるのだろうか‥。
第一男が可愛いなんて言われても嬉しくなんかない。

「―アスランっっ…もうっ僕だめ……っ」


言うと同時にアスランの手がキラの身体から離れる。

「はえっ?」

「…キラ、どうして欲しい?…言って」

にっこりと笑ったアスランの背から
ハートマークが飛び散っている。
こうなるとキラにはもう止められない。

「―っっ いじわる〜‥」

「キラ」

手を離されてさっきまでの勢いはなくなったものの
身体のうずうずとした快感は消えてくれなくて
キラは涙ながらに答える。


「…もっとして、‥欲しい‥」


「うんv嬉しいよ。
キラから“して”なんて言って貰えるなんて♪
やっぱり防音が良かったのかな?」

今の今まで忘れていた事実、
ここは学校放送室、ボタン一つで校内に声が響く処だ。

「アスラン!やっぱりやだっ…」

言うが早いか遅いかアスランは
キラのジッパーを外してキラのものをくわえる。

「えぇっっ?!」

愛しそうに優しく舌で嘗められてキラは顔を赤くする。

「あっ!だめぇ アスランッ汚いよ!」

「キラのなら平気だよ。」

アスランの唾液かキラの先走りがどちらのものとも
言えない液体を舌に絡ませアスランが答える。

「―――っっ」

その顔に欲情したのかキラは快感を放った。

「一度イきそうになってただけ有って早かったね。」

アスランは口の中に放たれたものを手で拭い飲み込む。
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