言の葉

□いざデレラ
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昔々在る所にそりゃもう美しい姫君が居ました。
姫の名は“いざデレラ”間の話は省きまして、姫には三人の継母と姉が居ました。
仮面をつけてブロンドの美しい髪をしているのは継母、狂宇是、
色黒巨乳の頭の悪そうなパイン頭はでぃ悪化、
一番下の青髪に黄色赤の一見チューリップの歌を
連想させるようなドレスを着込んだエメラルドアイの
瞳をしている姉は明日欄。
いざデレラはいつもこの三人に虐められて裂けずまれていた。

「いざデレラ!いざデレラ!
私たちはこれからA.Aの舞踏会に行ってくる!
きちんと掃除しておくように!」

そう言ったのは継母

「・・はい。」

「楽しみだね。どんなステキな王子なのかしらん(笑)」

「何だ、でぃ悪化はA.Aにいる王子を見たことがないのか!」

普通王子の顔を一般のものが見ることはあり得ないことだが
奇妙なことに明日欄と王子は仲が良いらしい。

「・・そんなに良いのか。」

「ああ!もちろんだとも!あの琥珀色の髪!潤んだ瞳!まだ幼さの抜けない声!
どれをとっても誰も王子に敵うわけがない!!」

・・・・・・・。
普通男相手に潤んだ瞳をされたり幼さの残る声で呼ばれて
惚れるものなのだろうか・・・?(惚れるものです。)それが女と言うものか?
正直俺(いざデレラ)は引く。

狽ヘっ!!


「どうして俺が掃除なんてしなくてはいけない!?
そんな物なちゅらるにさせれば良いだろうっ!!
俺も舞踏会に行くぞっっ!?」

きっっ!!といざデレラは明日欄姉さんに睨みつけられる、

「いざデレラ!まさか俺の姫等を・・・・・
もとい王子に惚れたんじゃ・・!?」

「何ぃ?本当かいざデレラ!!
ならば余計お前を連れて行くわけには行かないな!」

「えぇぇぇえっ!?」

「えっ!?本当イザーク!?俺の身体目当てだったの!?」

「うるさい!っていうかキャラ戻すなっ(怒)!!」

いざデレラはでぃ悪化姉さんに踵落しを決める。

いざデレラの抵抗も空しく、三人は城へと向かった。

「くそ〜。明日欄のやつ〜。
第一そんなに王子が好きならお前がこの役をやれば良いじゃないかっ!」

(帰ってきたらとりあえずでぃ悪化を手始めに海に沈めて海のモズクとしてやる〜。
明日欄もただでは済まさないからな〜。
ガンダムで今度戦闘中に偶然を装って殺してやる〜
むしろロックオンで!!)(←話の趣旨変わってる)

などといざデレラがささやかな復習を誓っていると


狽ホきゃっっ!!!


後ろからまるで鈍器のようなステッキで殴られる。

『も〜。いざデレラってばすぐ明日欄を虐めるんですから〜。虐待反対☆』

俺は今お前に虐待されている・・


後ろから現れたのは黄緑色の頭に表面的には天使の面の少年。

『僕の名前はNICOLE歌って踊れる最年少優秀魔法使いデ〜〜ス★』

そして何故お前は割りと良い役を獲るのか。

「ふん、コーディネーターの魔法使いか、期待できそうだな(多分)
よし!お前!俺を城まで連れて行け!!」

『お断りします★』

ずばぁっ!
コンマ一秒の速さ。


「なっ・・・(怒)」

『良いデスかいざデレラ。世の中お金次第でなんでもリカバ→☆』

「きっ・・きさま!金を取る気か!?」

『人聞きが悪いですね〜取るだなんて・・
世の中タダで人助けなんてできませんよ!
ご安心を☆お金じゃありません!』

嫌な予感がする。

「・・なっな〜・・」

恐ろしくて言葉を続けられない。

『代償は・・・』

「狽、わぁっ!聞きたくない!」

『何を言ってるんですか。
代償はイザデレラが三遍回って
ワンと鳴いてアイシャの物まねをする、デス!』

「・・・・何だそれは。」

いざデレラは素直に聞いた、

『は、や、くV』

「断る!!」

『話、進みませんよ?イザーク。』
ジロリ。

(〜〜〜〜〜〜っっ)


「「お前なんか嫌いだーーーーー」」

いつか殺してやるぅぅぅ〜〜・・

ザフト城にはいざデレラの悲痛な叫びだけが響いていた・・
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