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□audience
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「やあ。」
「ひ、雲雀さん?!何やってるんですか?」
ツナは、母親から頼まれた用事を終えて、部屋に戻ると、雲雀がいた。
「…あの、何で、雲雀さんも窓から入って来るんですか?」
雲雀が、訪ねて来るのはちょっと怖いが、部屋に不法侵入されている方よりは心構えが出来る。
「ねぇ、“も”って何?他にも窓から…」

ガラリ…

雲雀が、訪ねようとした途中で、その答えが分かった。

「クッフッー!!まさか、来て早々、綱吉君がいるとは!!」
「…最悪…。」
「ちょΣ!第一声にそれはあんまりですよ?!」
ツナの言った事に間違いはない。
「…綱吉。もしかして…僕以外に窓から出入りしてるのって…アレ?」
「はい。」
「おや?雲雀恭弥じゃありませんか?…何してるんですか?」
「君には関係ないよ。さっさと帰りなよ。咬み殺すよ?」
「僕は、綱吉君に大事な用があるんですよ。貴方こそ、縄張りに戻られたらどうですか?」
「…咬み殺す…。」
「はぁ〜…仕方ありませんね…少々、堕としましょうか。」

ガチャリ!

二人は、武器を構える。
「うわあああっーΣ止めて!!お願いだから、新年早々、物騒な事しないで!!」
急いで、駆け寄り、二人の間に入り、手を押さえ、
「ね?」
と、顔を見上げる。
「し、仕方ありませんね…。」
「今回は特別だよ。」
「良かった…。」
ツナが、安心してると、
「十代目ー!!」
「ツナー!!」
部屋にやって来た友人二人。
「獄寺君!山本!!どうしたの?」
「ツナと遊ぼうと思ったのな。そしたら、途中で会って一緒に来たのな。」
「そうなんだ。」
「ところで、十代目…何でアイツらがいるんですか?!」
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