最初

□オレ、天使〜番外編〜
4ページ/5ページ

「…ツナ…天使を誘惑なんてするなんて、イケナイのな。」
「…天使が、こんなキスする方が駄目なんだ。」
ポカリと、肩を、小突いてスネてみせる。
「そんな言い方しても可愛いだけなのな。」

チュッ、チュッと、顔中や首筋にキスをする。
腰にある手が、ゆるやかに体を撫でて、服の中に滑り込ませた。
「ふ…ん…クスクス…。」
「擽ったい?」
「うん…。」
「じゃあ…ココ…は…?」
「…あっ…くっん…///」

スルスルと、這わせた指は胸の小粒な実に触れて、指の間に挟んだり、軽く爪を立てた。

「や…はっ…あ…。」
「ツナ、その顔反則なのな。もう、俺も我慢できないのな…。」



「タ、ケシ…タケシ!!も…もう…無理っ!!」
「っー…ツナ、ツナ…!!」

ズキリと痛み、胎から熱を持つ下半身。

…ジュチュ…ジュボ…

「ひぃ…は…あ、あんっ…。」

ツナの声や顔がタケシの行動をエスカレートさせる。

快楽、欲情に汚されてもツナになら構わないと思った。
それどころか、天使の自分の方が、色が白くて、小さくて細くて、色事に疎いツナを汚している気がした。
「タケシ…。」
ツナが弱々しく、力の入らない腕で背中を撫でる。
「く…どうした?」
「は、羽…見たい…。」
「OK…。」

パサ…

「綺麗…。」
ツナは羽に手を伸ばして、そっとキスをする。
「ふわあっ…あっ!!」

ズクリ…

途端に胎の熱が上がる。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ