最初

□我が唯一の姫君…
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髪や顔を触り、いつものそれ以上に優しい笑顔で口調で
「十代目…。」
と繰り返す。
段々と触れる手は体に降りてきて、首から肩に来ると、獄寺はツナを少し前屈みに抱き寄せ、顔を首筋に寄せた。
「///…っ…獄寺…君…?」
「何ですか?」
「んっ///…あの…」
「十代目、甘い匂いするスね…。」
「ひゃう!」
ペロリと舐められた。
その事に驚いている間に、
シュルリ…プツ…プツ…
腕やら腰を撫でていた手がネクタイやシャツを退けていた。
「嫌ぁっっ…!」
体を後ろに引くが敵うはずがなく、すぐに引き戻される。
「おとなしくしてもらえますか?酷い事、したくないんです。だから…ね…十代目…。」

はむ…ぴちゃ…

耳を甘噛みして舌を這わせ、低く、艶と欲情を交ぜた声で言い聞かせる。
「うっっ…そんな…。」
ツナは震えて、ポロポロと涙を溢した。
「あっ…んっ…///ど、うし…て…何で?」
獄寺の手にツナの涙が落ちる。
「どうして?…本当に分からないんですか?」
「分かん――?!」
肩や鎖骨から唇を離し顔を上げるとツナの頭を押さえて小さくふっくらした唇に自分のを重ねた。
「んっ―――!!」
苦しくてツナが少し口を開くとそれを逃がさずに、隙間から舌を入れて口内を犯し始めた。

クチュ…クチュ…チュ…

「んく…はぁ…ふうっっ…///」
舌を絡められ吸われて、唇を舐められてようやく離す。
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