最初

□Cherish〜side.山本
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「それよりさ…。」
急に話題を代える。
「な…何?」
「いや、俺、もうすぐ誕生日で、皆で飯でも食べねぇか?」
「そうだよね!山本、誕生日なんだ!!でも、家族は?」
「自営業だし、わざわざ休みにすんのも悪いし、ツナと…獄寺とみんなと居る方が楽しいしなー♪」
「んじゃ、山本は部活があるから、その後で、良いよね?獄寺君にも言っとくね。」
「よろしく!しかし、あいつ遅くねぇか?」
「混んでるのかな…先にたべてても良いかな?」
「良いか。ツナは食べる時間なくなっちゃうしなー。」
「そうなんだよ…。」
「ごめん!食べるのゆっくりなの気にしてるもんな!(言わなくて良い事ばっかだな…)」
「ううん!大丈夫!!」
どんな時でも気を使う友人を大切にしたかった…自分は支えになりたかった…。
「(あー…獄寺…早く戻ってこい!)」
言い争ってツナが困ってても、楽しそうにしてくれるから憎まれ口を叩かれても救いだった。
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