最初

□bubbletrap!
2ページ/5ページ

「あ…あのさ、ちょっとあの店に寄っても良い?」
「おう☆」
獄寺不在の今日は午前中の大雨でグラウンドが使えなくなり、部活が中止になった山本と一緒に帰宅途中だった。

「しっかし…またファンシーな店に寄るのなー。」
「俺だって、始めて入る店だからね!!///」
「でも、ツナならお気に入りの店にしてもオカシクないんじゃねぇか?」
「そんなォ」
「で、買い物は?」
「えっとね…わぁ…いろんな種類あるんだ…。」
店の棚を見て進み、目的の品物がある場所を見付けた。
そこの棚には可愛らしい色やデザインされたパックに色々な香りのついたお風呂グッズが並べられていた。
目の前の商品を珍しそうに手に取る。
「どうりでツナって良い匂いすると思った。」
「何だよそれ!それに、違うってばυ」
ツナは昨日の事を話始めた。
昨日、ランボが懲りずにリボーンに喧嘩を挑んで泣かされて出て行ったのをハルに保護されてそのままお泊まりしたのだ。
今朝、帰ってきて、
「風呂がシャボン玉で遊べるんだぞー!ランボさんまたシャボン玉の風呂がいいもんね!!」
と騒いでいたのだ。
「あんまり煩いから買って帰る約束しちゃったんだ。この店は前にハルがイーピンと買い物に来た店で、こーゆーとこなら有るかなって思ったの。」
「成程ね。」
説明を終えると適当な大きさの物を選んで会計を済ませて店を出た。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ