雨宮家の休日

□予定無しの日
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拓也
「香織〜
暇だね〜」

香織
「…だから?」

拓也
「キスして。」

香織
「や。」

拓也
「じゃあちゅーして。」
香織
「死ね。」

拓也
「香織が抱きつかせてくれれば
死んでもいい。」

シーン……

香織
「…どうした?
抱きつくんじゃ無いのか?」

香織は本を読みながらきく。

ガッバァ

拓也が勢い良く飛び付いた。

香織
「ッ!?」

拓也
「どうしたのかな?
もう抱きついたから殺してもいいよ?」

香織
「…冗談をしらないのか糞兄貴…」

拓也
「え゛っ?
冗談だったの?」

香織
「…………。(究極魔法<無言>)」

拓也
「ご、ごめんなさい(汗)」

香織
「…………。(究極魔法<無言>)」

香織は究極魔法<無言>を発動させながら、
手招きする。

拓也はゆっくり近付く。


突然唇の上に柔らかい物が被さる。

香織の唇だ。

拓也は訳がわからないまま香織の拳に吹っ飛ぶ。


背中から壁にぶつかり、
血をふいた。
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