おそ松さんなんです。

□おそ松さん4です。
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十四松は、そんな純子の姿を見てしまっていた。 
「僕 ちょっと行ってくる!」   
そう言って部屋の窓から出て行った。   
    純子の部屋 
「ぐっすん やっぱり!私なんか。私なんか。」
  ガラリ ガラガラ  
「おじゃましマッスルー。」  

「わっ 十四松お兄ちゃん!又窓から入って来たの? 危ないから止めてって言ってるのに〜」    

「びっくりして涙 止まった?」 

「あ、もう〜十四松お兄ちゃんがおどかすからだよ。」    

「ごめん ごめん それで今日1日どんな事があったの?まだ聞いてなかったから。」    

「うん うんっとね。?さっきの銭湯の時の石鹸とこれ入浴剤!」   

「へぇ〜真ん丸だね〜それになんか美味しそうな匂いだねぇ〜」  
そう言いながら、よだれが垂れそうになる。
「あぁ〜ダメだよ〜十四松お兄ちゃん! 噛ったらダ〜メ!」   

「えぇ〜ダメなの?」    

「当たり前でしょー入浴剤なんだから〜」

「そうだね。後は〜?」

「後はね。 ゲーセンでチョロ松お兄ちゃんのでしょ、一松お兄ちゃんのネコちゃんでしょ あぁ〜その時に、男の人に声を掛けられて、取れなかったぬいぐるみを沢山取ってくれた。」

「え?ちょっと待って!その話!詳しく聞かせてよ!」     
トド松お兄ちゃんが私の部屋の前に立ってたらしく、慌てた様子で襖を軽く叩いて来た。     

「な、何か用? トド松お兄ちゃん?」

「僕もその話を聞かせてくれないかな〜」
少し考えて   
「トド松お兄ちゃんだけ?」

「うん そう僕だけだから、中に入れてくれない?」    
私は、襖の鍵を外して、トド松お兄ちゃんを中に入れた。   

「で さっきの話だけど!詳しく聞かせて!?」   

「うっ うんっとね〜その男の人が犬のぬいぐるみにウサギに後〜これとこれとか色々取ってくれて〜」 
ニコニコしながら言う純子に、トド松と十四松の顔が、少しずつ雲っていく。   




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