おそ松さん短編集です。

□夢から現実へ
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私が、目を覚ましたのは、真っ白な天井だった。

「ねぇ−ここ、何処?」っと最初の声だった。
そこで、初めて病院だった事を知らされた。
どうやら、私は2日間も、寝ていたらしい。


それから私は、その寝ていた時の夢の中で、出会った赤いパーカーの青年が、忘れられずにいた。
皆に話せば・・・

『あぁ〜そんなのただの夢だよ。』、『リアルから逃げてるから、そんな非リアル夢を見るんだ。』っと言われる。

しかし、それでも夢の中で話した彼が言った場所を調べれば確かに、存在する。
私は、親に友達と東京に行きたいっと言って許してもらえたのは、夢を見てから4ヵ月も、たってからだった。

私は、友達と確かに東京に行ったけど途中で、別れた。
私は、安いホテルで約1週間過ごす事にしている。
親には、友達の従姉の人の家にお世話になるっと嘘を言ってある。

私が、あまり嘘を言う事が、ないため親も、信じた。

だけど、私は、そこまでしても彼に会ってみたかったのだ。
居るか居ないかも、解らなくても・・・

あれから3日が、過ぎた。
彼が言った場所「赤塚銭湯♨️」に通い、今日で4日目、そろそろ諦めた方がいいかな〜っと、暗くなってきていた時に、男湯からガヤガヤっと声がして、私は、忘れる事が出来なかった声を確かに、聞いた。

『おい!お前ら!長男様を、ナメるなよ!』っと。

私は、ドキドキっと嬉しさで、涙が止まらなくなった。
けど、忙しいで銭湯の入口に向かった。
彼らが、出てくるのを待つためだ。

銭湯の入口で、さりげなく出たら赤色のドテラや青ドテラ、緑ドテラ、紫のドテラ、黄色ドテラ、ピンクのドテラの6色の男性達、私とは帰る方向が違う。 だから〜思いっきり
すれ違う瞬間に、彼の名前を、叫んだ。




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