Daily Love

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「国語もう返ってきたね、琴音どうだった?」

「一応欠点は逃れたかなぁ……。」


テスト期間は、入江先輩と毎日一緒に登下校した。

そのテスト期間ももうおしまい。

テストが終わったのは嬉しいけど、なんだか少し寂しいな。


でも今はそんなことを言っている場合ではない。

夏休みまでの2週間は、午前中授業。

その間、大好きな月曜3時間目の体育は


そう、水泳。

焼けるし、スクール水着の姿を入江先輩に見られるなんて考えられない…!


スタイルに自信ないからヨガを頑張ってきたけど

そんなすぐ効果が現れることはなく…。


準備体操の後、地獄の冷水シャワー。

キャーキャーとうるさい中、体に刺さる冷たさを我慢した。


3年C組はもう泳ぎ始めてる。

入江先輩はどこ……?


コンタクト外しちゃったせいで、なかなか見つけられない。

授業は終盤に差し掛かる。


集合がかかり、着替えるのが遅いだの何だのと先生の説教が始まる。


そのとき

ほんの1メートル先

鍛え上げられた色白の体がプールから上がった。

呼吸を整えながら、ゴーグルと帽子を外したその人……――


「っ……!」

『……あ。』


い、入江先輩…!


セクシーすぎる……!!

ふわふわ髪が今は水が滴って、メガネは外されてる。

変態発言かもしれないけど体は思ったよりがっちりしている。


「はっ…!」


見とれててすっかり忘れてた。

今、入江先輩にこの姿を見られてる…!



首をかしげてにっこり笑ってくれた


けど、その姿は暗闇にさえぎられた……――



  
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