Daily Love

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本格的な夏…7月。

セミの鳴き声がうるさい放課後。


ホームルームが終わって、

部活、帰宅、遊び、用事

に分かれていくクラスメイト達。


絵里ちゃんは彼氏と約束があるらしく、今日は私一人で帰ることに。

カバンを持って教室を出た。


すると、あるクラスメイトの男子がこちらを見てた。

真っ赤な顔に改まった表情をして、兵隊のように姿勢よく立ってる。



『あの、篠崎さん。』


「は、はい……。」


その真面目さは、こっちまで改ませた。
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