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□第2話:ニガイ記憶
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「ヘルニアですね。残念だけど、もうテニスはやめたほうがいいだろう。」
意味は理解できるけど理解したくなかった。悔しくて、涙も出なかった…。
親の反対を押し切って出た大会も、関東の1回戦で負けてしまった。
そしてあたしは、決まっていた、テニスの強い女子校への推薦を断り、青学へ行くことにした。
テニスが出来ないのなら、せめて、また手塚部長のテニスが見たかったから…。
そしてあたしはテニス部のマネージャーになったんだ。
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