dream

□HELLO-HELLO
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それは、悲しい事じゃない。
だってリョーマはあたしのすぐ近くにいるんだから。


「ねぇ、さっきから何ニヤニヤしてんの?気持ち悪いよ」

「!!失礼な!失礼だよほんとに!!」

「事実じゃん」

「…っ!」


目が合って吹き出す。
あたしたちの笑い声は辺りに響いて歩いてる人たちに振り返られた。
恥ずかしいなぁ。もう。


「−でもかわいいけど」

「え?!何?何か言った?!」

「−。別に」

「なんだよー!!はっきり言ってよー」

「もう言わない」


リョーマが赤くなっている理由をあたしは知らない。




END
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