その他

□秘メリンゴ
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☆秘メリンゴ☆


手の上褪せていくようで 何かまた掴みたくなる
棘と無限の毒の中に 燃える初まりの果実
かじって零れた蜜に 潤されたもう1つの赤
届くまでに渇いてくから 離れるのも叶わない


月よ潜む姿のまま 慣れた嘘を許さないで
愛すべきもの愛せずに 口にした瞬間(とき)始まった


しなる枝 溢れ出る華が埋めてゆく
甘いそれが罪だと気付いても
浅くぬるく流れていく愛に
溺れたふりをしたのは・・・どっち


そう名付けられている限り 疑うためのカタチもない
指さされた星がどれかなんて 知らずとも頷くだけ


本物になりえない キスが埋めてゆく
甘いそれが罪だと忘れてく
涙だけが待つと分かる愛に
溺れるしかできない・・・一粒









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