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□『雲の先』
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涼しい朝だった
小さな手荷物を持って
気の知れた仲間と
一番高い場所へ
僕らが思うよりも高く遠く
遥かに大きくそびえ立つ
踏み出す理由を尋ねられたけど
大したことじゃないよ
あっという間に過ぎる日々の中で
溺れてしまいそうな僕ら
振り返ると空が背中を押す
行きたいんだ、あの雲の先へ
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