KINGDOM HEARTSの裏
□トラヴァーズタウン その1
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「あなたの予定を完璧にハークするのは、マネージャーとして当然の事です」
「そんなぁ〜……」
ミナトにビシッと言われてしまったリクは、しぶしぶ勉強に取りかかった。
「ミナトって、あんなやつだっけ?」
「違ったと思う……」
ライトハーツとクォヴレーは小さな声で話しをした。
「で、何の話しでしたっけ?」
ちょっとわざとらしく、ミナトが2人に声をかけた。
「え、えっと……レオンとクラウド!2人の話しをしていた!」
ライトハーツは、慌ててミナトに答える。
「そうでしたね」
ミナトの笑顔は、裏があるように思えたクォヴレー。
キャラが違うのは、ライトハーツよりもミナトでは?
「俺のこと呼んだか?」
偶然近くを通ったレオンが3人に気づき、声をかけた。
「気配、全然気づかなかった!!」
ライトハーツは、突然のレオンの登場に驚いていた。
「あの……」
「ライトハーツさんのことは、頬っておいて結構です」
「ひどっ!!」
クォヴレーには、ミナトは、本当は黒が素なのではないかと思えた。
「アレ……頼んだぞ」
「わかってますよ」
レオンがミナトに耳打ちした。ライトハーツとクォヴレーは、その理由を知らない。
「まさか、お前ら……」