精神病院入院作法



…精神の一休み

1.入院前日…クリニックのお医者さんに書いてもらった紹介状を携えて、入院施設のある病院に向かいます。そして、そこの病院で普通に受診をして、いよいよ入院の手続きや諸事項の確認などをします。そして、明日からの入院のためにいろいろな物を準備します。思いつく限り言うと、洗面器、歯ブラシ、歯磨き粉、ひげそり、シャンプー、石けん、着替えを多数、下着、洗濯石けん、サンダル、本(入院中は暇なので)、ヘッドホンステレオ…など。あと、病院内に持ち込んではいけない物もあります。例えば、電気コードとかカミソリやはさみ等刃物など、自傷・自殺行為を連想させる物は持ち込み禁止です。何とか準備できたら、明日のためによく寝ましょう。

2.入院当日…入院当日はなるべくリラックスしてください。緊張する必要はありません。病院内で不安になることなんてありませんから。私が入院した時は、初めての入院で緊張しすぎて気を失ったことがあります。そんな苦い経験から、リラックスしてほしいのです。入院当日からは特に何もしません。もしやるとしたら、身長・体重を計測するくらいです。本格的な健康診断は後日やることになると思います。多分、相部屋だと思いますが、十中八九、悪い人はいません。普通の人ばかりだと思います。だから、あいさつも無理に今日やらずに、明日にでも改めてやればいいと思います。

3.なじむ…肉体的な健康診断を終えて、自分の担当主治医と入院計画を相談したら、あとは主治医におまかせになります。そして、入院している同部屋の人と話すこととなります。まずは最低限のあいさつは同部屋の人としましょう。これは礼儀です。そして、食堂(デイルーム)に行くと、他の病室の人たちがいると思いますので、そこでも一応自己紹介などをしましょう。でも、これはできるかぎりだけでいいです。入院したてで、自分の体調が悪いことは他の患者たちもわかっていますからね。あとは、とにかく普通に生活していれば、ほぼ問題ないと思います。

4.困った…他の患者とけんかなどをしてしまって、気まずい時はどうするか。そんな時は、主治医or看護師に相談しましょう。きっと解決してくれるはずです。

5.退院…調子を取り戻し、主治医から太鼓判を押してもらえたら、退院です。もちろん、任意入院の場合は、自分から申し出れば退院できますが、一応主治医と相談しましょう。自分が大丈夫と思っても、客観的に見た主治医の意見は必要でしょう。それで、大丈夫なら退院の手続きとなります。

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