小説

□ココロのイタミ
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僕は…一体、どうすればいいんですか?どうすれば…貴方は僕の事を好きになってくれるんですか?…ねぇ、教えて下さい。

「あのさぁ。君、ベタベタしすぎ。」
「クフフ。いいじゃないですか〜このぐらいが丁度いいんですよ。」
「…君、その笑い方やめてくれない?虫ずがはしる。」
貴方はいつだってそう。僕を拒絶する。
「仕方ないじゃないですか。癖なんですから…」
「だったら、僕に近づかないでよ。うざったい。」
ほら、貴方はいつも…いつも僕にひどい事を言う。そして、いつも途中でそっぽを向くんですよね。
「僕の事、嫌いですか?」
「うん。嫌い。大嫌い。」
僕の気持ちなんて、貴方には関係ないんですね。だからそんな事言えるんですよね。…こっち向いて下さいよ。僕に顔を見られるのが、そんなに嫌なんですか?
「ク…フフ。そんなに僕の事…嫌いですか?」
「だから嫌いって…!?…骸。泣いてるの?」
「当たり前じゃないですか。好きな人に…そんな事言われて嬉しい奴なんか…いませんよ。」
「君、そんなに僕の事…好きなの?」
「…はい。」
「ごめん。…知らなかった。君がそこまで僕の事、思ってたなんて…。僕、その…ただふざけて言っているんだと思って…。僕の性格…知ってるでしょ?」
…貴方が動揺するなんて、珍しいですね。
「…いいですよ、別に。…だって、貴方は…僕の事、嫌い「違う!…違うんだ。ごめん。その…だから…」
「嘘なんて結構ですよ。」
「嘘じゃない。…僕は、本当は君の事…好き、なんだ…」
「!?…嘘ですよね?」
「嘘じゃないって。…僕は普段、素直じゃ…ないんだ。」
…もしかして
「…もしかして、いつも途中でそっぽ向くのは…」
「僕が…素直じゃないから。」
「…クフフ。好きですよ。」
「骸、ごめん。本当は…大好きだよ。」


end.




あとがき
にゃは〜!
なんだ?これは。
まぁ要するに、二人ともココロのイタミを感じていたってわけですね。
シリアスの後に甘…ってなってますか?(←全然なってねぇ!
…まぁこれが私の実力です。
実は、元々はある方に捧げるつもりで書いたのですが…(-_-;)
あまり良くなかったんでやめました!(←だからってここに貼んなよ!
…スイマセン。こんな奴で。
これからもがんばって書いていきますので、応援よろしくお願いしま

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