LONG fast
□MP:24 仲良しマンドレイク
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一方その頃―
掲示板にはこんな張り出しがされていた
本日付けで
1年C組九澄大賀・加水凛を魔法執行部1学年担当責任者として任ずる
わいわいとざわめく一角
やはりいきなりの事態に動揺していた
「なんだこりゃーよ!九澄達が俺ら1年を取り仕切るってのか?
アホクサ!この先ずっとヤローの顔色うかがってけってのかよ!
冗談じゃねー!!」
ドン
怒り任せに放った魔法は張り紙へとぶつかり、その跡を大きく残す
放った生徒…小石川は冗談じゃない、という顔をしていた
「こんなの他の1年だってムカつくハズだぜ…ったくよ」
「…まあちょっとヤだよね」
「抗議しよーぜこんなの!」
ふと通りかかった観月
そこで聞いたのは聞き覚えのある声だった
「どうせなら本人達に直接聞いてみようよ
こんな権限与えられるだけのやつらなのか…試してみたいよね」
クス、と笑う大門
まだあの2人の魔法をよく見ていない
だからこそ納得できない
「クラスマッチの参考にもなりそうだし」
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