LONG fast

□MP:24 仲良しマンドレイク
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閑話休題

「ところでこいつの話じゃお前プレートはM0のままでいくそうだな」
「はぁ?」
「そーなの?」

あれだけ魔法を使いたがっていたのに?と首をかしげる凛
当然了承してない事実に怒る九澄

(あーでも…今更RIになるよりもいいのかな?)

皆のプレートもレベルアップした事だし、これからも取締りを続けるにはいっそそっちの方が…
なんて考えていたのだが

「お前勝手に決めてんじゃね〜!!!」
『いいじゃん何かあった時大賀には私の声と姿わかって欲しいし〜』
「お前の都合なんて知るか!!」
『私の事なんてどーでもいいの?ヒドイ…』

うる、と半泣きになるルーシー
これには九澄も何も言い返せなくなって口を噤む
それに、とようやく冷静に考えたのか

「うんまぁ…そーだな
 と、とりあえずまだしばらくM0のままでいくよ」

わーいと無邪気に喜ぶのはルーシーだけ
凛は「まだ暫くサポートが必要だな」と考えていた
結局九澄に頼られて嬉しいのは自分も同じなのだ

「そうか…そう決めたのならそれでいい。バレさえしなけりゃな」
「加水さんも引き続きお願いしますね」
「はい」

まだまだM0は利用価値がある
だけどそれはやはりゴールドプレートの所持者達の補助があっての事だろうから

「執行部の仕事もそうだが来週のクラスマッチでも一苦労あるだろう。まぁ頑張れよ」
「「クラスマッチ?」」

「うむ。魔法を使ってのクラス対抗戦イベントの事だ
 成績には関係ないが皆プレートが更新されて実力を試したくてウズウズしてるハズだからな」
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