おはなし
□銀さんの誕生日
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えーと。こんちは。銀魂の主人公こと坂田銀時でーす。
今回は俺の誕生日ってコトで設けられたこの場だけどよー・・・もう俺の誕生日過ぎてるし。しっかりしろよ管理人(スイマセン;by杏奈)。
さて、とりあえず・・・俺の誕生日ってコトで1番坂田銀時、ケーキ食います(コラ)。
銀さんはやる気がないようなので先に進んじゃいましょう。
銀さんの誕生日はもともと10月10日ではなかったのです(絶対、とは言えませんが)。
それは攘夷戦争時代のこの人の言葉から始まりました。
『俺の誕生日は6月26日だ』
『『・・・は?』』
桂の急な発表に高杉と坂本は呆然とした。銀時は庭で鳥に餌をやっていた。
『・・ふーん・・・そうなんだ・・・としか言いようが;』と高杉。
『急にどうしたんじゃぁ?』坂本は首を傾げる。
『攘夷戦争が始まってこの日まで・・・俺達は互いを探索することがなかったからな』
桂は言いながら卓袱台の上の茶を啜る。
『いやそうだけど・・・何故今・・・』
『俺達の中の誰かがいつ死ぬかわからん。そんなときにそいつの何も知らなかったじゃ遅いからな』
その言葉でその場に沈黙が訪れた。この言葉が出てくるまでは。
『せめて誕生日だけはってか?いいんじゃねェの?それ。やろうよ』
餌を乱暴にばら撒いて坂田銀時は言った。
『珍しいな銀時。テメェがヅラに賛成なんて』高杉も茶を啜り銀時を見る。
『だって今やらないとうるさいもんコイツ。さァ言った言った』
『わしは11月15日じゃー。あ、悪用したらぶっ飛ばすきー。あはは』
『へェー。11月なんだ』銀時はお菓子をつまみながら坂本の髪で遊びだした。
『晋助は?』とヅ・・・桂。
『俺は8月10日』
『ふーんじゃあ次銀時』と桂があっさりながすので、
『ちょっとは食いつけこのアホぉ!!』と高杉はキレた。
『あいつ等はほっとくきー。銀時の誕生日はー?』
『俺は・・・知らない』
『『『・・・は?』』』