08/11の日記
18:59
海とかどうよ? 主人公's(後)
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「ゆーーせーー!!!みんな来たッスよ!!!!」
ドカアアァァァァァァァァン!!!!!!!!
クラスメイトの声が外から響いた瞬間、俺の目の前にある開発中のDホイールが爆発した。
原因は簡単。その声に驚いたジャックが俺の身体を押し、弄っていた電子回路がショート。とりあえず俺は後ろでくすぶっているジャックの弁慶の泣き所をドライバーのグリップで殴った。
何やら言いたそうにしているジャックだが、痛さで声が出ないようだ。まあ、俺には関係無い。
「俺は友達と約束がある。爆発の残骸はお前が全て片付けろ。あ、ちなみにクロウはまだ仕事があるらしいから帰るのは夜中だ。俺はこのままマンションに帰るから今日はここには戻らない。」
ジャックに対する必要事項を述べ、用意していた水着なり何なりの袋を持ち、財布と携帯をポケットにねじ込んだ。
地下一階のガレージから上がる為の階段を昇り玄関の扉を開けば、そこにはいつものメンバーがいた。
「遅くなってすまない。待たせたか?」
「ぜえんぜんへーきへーき!!!!てゆーか、遊星が遅れたトコ見たこと無いし!!」
正面でニコニコと笑うのはティーダ。正直、その笑顔は俺には無理だ。
「そういやさっきスゲー爆発音が聞こえたけどよ………。何だ?」
少々戸惑いながらガレージを指差して言ったのは黒崎。高校に入ってから最初に仲が良くなった奴だ。
「ああ……………いや気にするな。ちょっくら馬鹿なヤツが俺の造っていたDホイールを爆破させただけだしな。」
「だけって……………。」
「海はまだ遠いんだろう?早く行こ「ゆうぅせえええぇぇい!!!!!貴様俺を差し置いて海なぞに行くとはどういうことだあァァァァ!!!!」
とりあえず俺は飛び出して来たヤツの大事な部分を硬いブーツで蹴り上げ、鳩尾に踵の一発をかました。
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遊「俺は年中ブーツだ。」
海はネオ童美野シティより遠いという設定です( ̄∀ ̄)
白山
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