06/17の日記

01:49
じーさんの悩み(ぶ)
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元「…………むう。」

雀「総隊長殿、どうかいたしましたか?」

元「雀部よ………ちと飯に付き合わんか。」

雀「…………は?」

元「ぺいっ!!!!貴様何じゃその反応は!!!!」

雀「ひいぃっ!!」

元「儂の問いには『はい』か『いいえ』のどちらかだけを答えろとあれほど言ったじゃろうがァァァァ!!!!」

雀「は、はいィィィィィィィィ!!!!!!」

元「『はい』と言ったのう?」

雀「……………ゲッ。」


ようやく嵌められたことに気づく雀部。正面を見れば、目をカッと見開きこちらを見る総隊長。
雀部は観念したのか、ガクリと肩を落とした。


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雀「…………で、悩みとは一体何ですか?」

元「定例の隊首会についてじゃ。」

雀「何か問題でも?」

元「うむ。最近他隊の隊長の態度が悪くてのう。更木はまあ…………いつものことじゃが、朽木や砕蜂までもが出席していないことがある。酷いときには狛村1人だけしかおらんということもあったしのう。」

雀「…………。」


酷い、酷すぎる。でも総隊長、アンタの隊首会の内容にも問題があるんじゃないのかとは言えず押し黙る雀部。箸を掴み味噌汁をすする総隊長。それを置き、総隊長は再び語り始めた。


元「浮竹は…………まあ仕方あるまい。京楽は副隊長に縛られていることが多いしのう。涅はここ四十余日程開発局から出て来んらしいし、日番谷は朽木の妹と阿散井を連れて現世から帰って来んとくる。卯ノ花に至っては無条件で出席しとらん。何とかならんかのう………。」


白身魚の目立つ骨を綺麗に抜き取り、これまた見事な箸さばきで小骨を抜いていく総隊長。雀部は自分のコンソメスープを見つめ、スプーンを手にとった。

雀「なら…………隊長ごとに対策を作ってみてはいかがですか?」

元「成程のう。ならばその対策とやら、お主が作れ。」

雀「いや何で私が 元「頼むぞ、わしゃ忙しいんじゃ。」


なら隊首室で堂々と髭の手入れをするのをやめて下さい…………とも言えず、ただ涙を飲む雀部だった。


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雀部さんは地味に好きです。ごめんなさい地味なんて言って(笑)

白山

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