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押し込めたのはxxxxx
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玄関に鍵をかけるのをやめて、そのドアが開かれるのを心待ちにする夜

それは毎日だったり、何週間も日があいたり 口約束や文を交わすわけでもなく、唐突に

切なさと、寂しさと 焦燥感。

苛立ちと、愚かさと 嫉妬心。

時計の秒針が耳障りで、だけど意識をすればするほどにその音は大きくなって(1秒、1秒、1秒、ずっと支配されている)

自分にか、あいつにか わからない罵倒の言葉を頭に浮かべては ドアにまた 視線が走る(期待することに何の意味があるの?)





(…………ばか)






絶対に、絶対になるまいと思っていたその場所に まさか自分が堕ちてしまうなんて

悔しくて、哀れで でも同時に





(少しくらい顔見せに来たっていいじゃないか………)






「愛しい」だなんて、ねえ どこまで堕ちていくのだろう









押し込めたのはxxxxx
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