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□ハロルド・ベルセリオスのジューダス生態調査
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「ハロルド、夕食の準備ができたそうだぞ。一旦こっちに来い」
ノックをしてドア越しにそう伝えたのに、反応全くナシ
「おい、ハロル」
苛苛としたジューダスが乱暴にドアを開ける
「ちょっと〜乙女の部屋に勝手に入り込むなんて無粋ね」
ハロルドが下唇を突き出して不満そうにぎろりとジューダスを睨み、
いつもだったら「何が乙女だ」と軽口を叩いてさらりと受け流すはずだが
「馬鹿者!」
と勢い良く叫ぶとものすごい勢いでドアをばたりと叩きつけるように閉めた
ハロルド・ベルセリオスのジューダス生態調査