Main Poem 2
□また明日
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少年はそこにいた
赤い太陽に染められて
踏み出した足は動かぬままで
髪を風になぶられて
どうしてだろう
どうして明日は来るのだろう
どうして日は沈むのだろう
どうして僕はここにいるのだろう
どうして君はここにいないの
伸ばした手は届かぬままで
流れた涙は地に落ちて
僕等は迷っていたのだろう
迷ったままで間違って
償う術すら知ることはなく
また明日は陽が昇る
知っていたよね
終わっていたこと
泣いていたよね
全てを悟って
どれだけ僕が終わっても
世界はまた明日へ進む
だから少年は手を振った
決して終わらぬ未来へと
そして二度と戻らぬ君へと
また明日、世界の中で会いましょう
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