07/16の日記

08:09
脳、風呂、いじめ
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ここ一年でよく感じるようになった事なのですが、竜太郎の脳が急激にパサパサのスカスカになっています。
勿論スカスカになっていく様をこの目で見ている訳ではありません。そんな光景を目の当たりにしてしまえば俺はショックで部屋に閉じこもり、仕事にも行かず、妖精さん達とお話をし始めるでしょう。
その様な状態を映像にして見せられた訳ではありませんが、確実に感じるものがあるのです。「あぁ、俺の脳、やばいな」「俺の脳、衰えているな」とひしひしと感じるのです。こんなにも実感できるのは生まれて初めてです。


物忘れが酷いのです。以前多かったのが仕事関係の事。
重要度、緊急度は低いけれどやらなきゃいけないというレベルの仕事を綺麗さっぱり忘れてしまうという事が多々ありました。自慢じゃありませんが今でもあります。
当初、原因は俺の脳のキャパシティを越える程の仕事量だと思っていたのですが(実際に俺に任される仕事の量は異常なのですが)、最近になってそれ以外の可能性もあるのではないかと考えるようになりました。何故なら最近はプライベートでも物忘れが酷くなりつつあるからです。少なくとも若い頃、3年くらい前まではそんな事なかったですもの。(妻に言うと「あなたのぼんやりは昔っから」と言われそうなので言いませんが)。
これはもしかして「老い」という名の自然現象ではないでしょうか。

今夜はついに風呂に入った時、体の洗う順番を忘れてしまいました。いつもどこから洗っていたかを忘れてしまい、暫く考え込んでしまったのです。
背中から洗おうとすると物凄い違和感に襲われました。体が「いつもの順番じゃない!なんか気持ち悪い!」と拒絶反応を示したのです。

幸いな事にすぐに左肩から洗う事を思い出して事なきを得ましたが、もし思い出せないままだったら永遠に全裸で風呂場で考え込む羽目になるところでした。
全裸で風呂場に引きこもる父。娘にとってこれ程までに情けない父親が他にいるでしょうか。こんな父だと知られたら学校で陰湿ないじめを受ける事間違い無しです。学校側の責任を追及したところで「まずあんたの父親を何とかしろよ」と言われてしまうでしょう。何と悲しい事でありましょうか。このような悲劇を起こしてはいけません。

とは言っても確実に俺の脳は弱っているので、今後このような事態に見舞われる可能性はゼロではありません。いや、むしろ高確率で起こり得る出来事のような気がしてなりません。

そういう訳で近い内に大きな病院で精密検査を受けたいと思っていますがどうでしょう。

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