02/19の日記

07:23
娘の顔見せツアー・初日
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長い旅の始まりです。
最初の目的地は高知県土佐清水市。妻の母方の祖父がいる街です。

6時15分に出発する為に朝5時半に起床した我々でしたが、何をどう間違ったのか出発したのは6時45分。
道中のサービスエリアでゆったりと御飯を食べたり、出発しようとしたら車のエンジンが掛からなくなったりといった愉快なハプニングがあったせいか、フェリー乗り場に着いたのはフェリーが動き始める3分前。
30分前に到着出来るように予定を組んだ筈なのに…。世の中、不思議が一杯です。

結局妻が急いで乗船手続きをしてくれたお陰で何とか予定していたフェリーに乗る事が出来ました。ぎりぎりセーフでした。
我々の日頃の行いの良さがこういったところで反映される事であるなぁと思いました。


フェリーでの移動時間は2時間半。
朝早く起床し、睡眠時間の少ない我々(特に妻の睡眠時間は1時間半でした)にとってその時間は貴重な睡眠時間。
勝手を知っている妻が毛布を借りてきてくれて、眠る準備万端。

が、ここで悪夢が。

娘がぐずり始めたのです。

ギャンギャン泣き喚く娘。
それを泣き止まそうと一生懸命な妻。
その横で安らかに眠る俺。

フェリーで眠るという(妻の)計画は娘によって見事に破壊されたのです。可哀想に。


快晴の中愛媛に到着。
再びマイカーでの移動です。

四国に上陸してからの敵は暑さでした。
とにかく暑い。窓を開けて走りたかったのですが、諸事情により開ける事は出来ません。
俺は花粉症なのです。そうやすやすと花粉の侵入を許す訳にはいかないのです。閉め切っている状態でも鼻水は止まらないというのに。

高知に入って暑さは増すばかり。プロ野球のキャンプ地があるだけの事はあります。
そして花粉の量もかなりのものでした。
俺の頭の中にあった『2月』というものの概念を崩壊させるには充分の暑さでした。


高知県の大月という場所に入ってから、なんと、運転を妻に代わりました。
自ら運転すると名乗りを上げたのです。

妻本人やその周りの人からの話から「妻の運転はハバネロや江頭2:50の芸風よりも危険」と判断していた俺にとって、これは一種の賭けではありましたが、運転を妻に任せる事にしました。
土地勘は妻の方がありますからね。
それに多少ぶつけても構いません。
車なんて動けばいいし、結果的に死者さえ出さなければ万々歳なのです。この際、多少の怪我人は仕方無いでしょう。

しかし俺の予想(覚悟といった方が正しいかもしれません)に反して、妻の運転は普通でした。
ブランクからか多少ヒヤッとする場面はありましたが、問題無く運転出来ていました。誰も血を流さなくて済みました。もうホント、ネタにする事など何も無い程に問題ありませんでした。


そんなこんなで誰一人はぐれる事無く、夕方5時頃に土佐清水市に着きました。
爺ちゃんや妻の親戚の人に会いました。妻は懐かしそうに喋っていました。
ただ、現地の言葉で喋っていたので俺には一体何を喋っているのか理解出来ませんでした。もっとお互いの事を良く知る為には語学留学する必要があるなぁと思いました。


そして夜7時過ぎに予約していた宿に到着。
折角温泉宿に泊まったというのに、久し振りの旅行だというのに、疲労と睡眠不足の為、食べる物を食べたらさっさと寝ました。
あっという間に寝ました。耐えられなかったのです。

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