12/02の日記
16:01
忘れられ物
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今朝未明、俺のケータイが無くなっていた事に気付きました。
仕事中に気付きました。ズボンの右ポケットという定位置に彼はいなかったのです。
因みにここでいうケータイとは携帯電話の事です。
携帯灰皿とか携帯トイレではありません。あしからず。
さて、困りました。
少し前から腕時計の電池が切れている俺にとって携帯電話は正しい時間を教えてくれる唯一無二の存在だったのです。
これでは時間が守れません。休憩を余分に取ってしまう恐れがあります。
でもそれ以外は特に困った事は無かったので、放っておく事にしました。
俺の行動範囲といえば家と職場の間だけです。
今朝、起きた時には確かにあったのですから、家か職場か車の中にある筈です。慌てる必要は皆無なのです。
それに仕事中に俺に電話を掛けてくる奴なんて会社の人間か、社会生活不適合なタイプの昔の友人のどちらかですから、相手にしなくてもこれといって問題無いでしょう。
どうしても伝えなければならないような大切な話があるならテレパシーか何かで伝えてくる筈です。
人間って頑張れば大抵の事は出来ると思います。信じる事って大切です。
そんな訳で今日一日ケータイ無しで過ごしました。
会社の人間からの電話を1件無視した以外は何の問題も無く過ごせました。休憩もいつも通りきちんと1時間取りました。
ケータイが無くても意外と生活出来るものですね。
ケータイが無くても車の運転は出来ますし、ケータイが無くても道に迷わず家に帰る事が出来ました。
家に帰るとテーブルの上にマイ・ケータイがデデーンと鎮座しておられました。
ただ単に持って行くのを忘れただけでした。
「携帯忘れて行ったね」という妻からのメールを受信していました。
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