09/09の日記

16:56
雨と男
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いつものように休憩室で弁当を食べようとしたところ、休憩室は満席状態。
しかも煙草の煙で部屋の空気が見事に白濁していた為、「こんな所で弁当を食べたら飯がまずくなる。こんな所で休憩したら病気になってしまう」と思い、我が愛車の中で弁当を食べる事にしました。我が愛車は良い子の避難所にもなります。

駐車場まで歩くのは少しだけ面倒でしたが、寛げる空間が無いのでは仕方ありません。
折角の休憩時間です。寛ぎたいですもの。
外は雨が降っていたので傘を持って車まで移動しました。

車の中で食べる昼食。これもなかなか良いものです。
煙たい部屋で食べるより3倍以上美味しかったです。

そして食べ終わって満足した俺はシートを倒し、そのまま昼寝に突入しました。
この後の仕事に備えて体力を温存する為に。


30分後、携帯のアラームで目覚めました。

外は雨。
いや、豪雨。狂ったかのようにざんざんと雨が降っていました。盛大に雷までもが鳴っていました。

傘を差して職場に戻りましたが、あの豪雨の前に傘はあまりにも無力でした。
駐車場から職場までのわずか数mの間で俺はずぶ濡れになったのです。

飛んで火にいるいい男とはこの事です。
あ、違う、水も滴るいい男とはこの事です。
頭が温いのが弱点です。

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