02/28の日記
21:28
バーガー物語
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あれは俺が小学生の時、ばあちゃんがうちに遊びに来た時の事です。
俺と両親と妹二人とばあちゃんの6人で近くのデパートに遊びに行きました。
ゲームコーナーやおもちゃ屋、本屋など散々デパートの中で遊んだ後、昼時になりご飯を食べる事にしました。
行ったのはマクドナルド。
マクドナルドでの昼ご飯は当時の俺にとってご馳走でした。我ながら安上がりな子供だったと思います。
俺がいつも食べていたのはテリヤキバーガー。
あの味にはまりまくってました。
しかしその時俺が注文したのはフィレオフィッシュ。
クラスメイトから「マクドナルドはフィレオフィッシュが一番美味しい」と吹き込まれていた為です。
初めて俺はフィレオフィッシュを食べました。
………??
あれ?
おかしいぞ?
美味しいって聞いたはずなのに。
自分の味覚を疑うように二口目を食べました。
やはりおかしい。
ちっとも美味しくない。
ていうかまずい。
完全にまずい。なんだこれ。
結局俺はそれ以上口にする事は出来ず、ばあちゃんに新たにテリヤキバーガーを買ってもらったのです。
それ以降俺は白身魚を敬遠するようになり、魚をパンで挟んだ物体は食べないと心に決めたのです。
あれからおよそ15年後。
大学生になった俺は小学生だった当時の自分を疑うようになっていました。
「あんなにまずいと感じたフィレオフィッシュが未だにメニューから消えていない。そして俺の周りにはフィレオフィッシュを食べる人がたくさんいる。
フィレオフィッシュをまずいと感じたのは当時の俺の味覚が子供だったからではないだろうか。今なら美味しく食べれるのではないだろうか」と。
生涯2度目のフィレオフィッシュを食べたのはその時です。
その結果、あえなく撃沈。
またしても完食する事は出来ませんでした。
当時の俺は間違っていなかったのです。
間違っていたのは世間の方だったのです。
やはり魚をパンで挟むなんて真っ当な人間のやる事ではないとの結論に達しました。
それから5年ほどの年月が流れました。
26歳になった俺はモスバーガーでカツカレーを注文しました。
隣にはフィッシュバーガーは美味しいと豪語し、自らもフィッシュバーガーを注文する彼女。
俺にフィッシュバーガーを薦めてきました。
「もう騙されない」と思いつつもフィッシュバーガーを半分貰う俺。
…あれ?
美味しい。なんで?
すごい!
これならちゃんと食べれるよ!
こうして俺のお魚バーガー嫌いは克服されました。
モスのフィッシュバーガーは俺の20年越しの呪いを解き、パンに魚を挟んだ物は美味しいという事を教えてくれたのです。
ありがとう、モスバーガー。
ありがとう、フィッシュバーガー。
俺は陰ながらモスバーガーを応援したいと思います。
思うだけならタダです。
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21:27
バーガー状にする意味は?
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今日の昼食はカツカレーでした。
カツカレーといっても普通のカツカレーではありません。
モスバーガーが期間限定で発売しているライスバーガーのカツカレーです。
試しに買ってみました。
カレーとカツをご飯で挟むというどう転んでも不味くはならない無難な組み合わせ。テーマは『安全第一』でしょうか。
それなりに美味しかったです。予想通りの味わいでした。
ただやはり食べにくいです。
あれをスプーンも使わず、上品にスマートに食べるのは至難の業です。
どうやってもぼろぼろとこぼしたり、カレーを口の周りに付けてしまいます。
え?
俺の食べ方が悪いだけ?マジですか?
あとご飯とカレーの割合に不満を感じました。
最後にご飯部分だけを食べる羽目になるのです。
俺はご飯とルウとのバランスが悪いカレーほど許せない物は無いのです。
最後、ルウが無くなりご飯だけで食べる時の悲しさは、中学時代からの友人の鼻の穴からハリガネムシが出てきた時の悲しさに匹敵します。我ながら例え間違えたような気がしてなりません。
以上のような不満な点はあるものの、味はそこそこ良かったと思います。
興味がある方は一度食べてみるといいかもしれません。
俺は二度と食べる事は無いと思いますけどね。
味に文句がある訳ではありません。
値段も350円と手頃です。
ただ俺はカレーが食べたくなったらカレー屋さんに行くので、モスバーガーでカレーを食べる事はもう無いと思うのです。
「あぁ〜、カレー食べたいなぁ。よし!ハンバーガー屋さんに行こう」とはならないのです。
俺はそんなエキセントリックな思考回路は持ち合わせていないのです。
ちなみにライスバーガーにはきんぴらや海鮮かきあげ、豚しょうが焼といったものまであるみたいです。
どれも文句無しに美味しそう。
そこまでするならいっそ定食を売り出せばいいのではないでしょうか?
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