02/13の日記

11:31
麗らかな一日に
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今日は天気が良く、冬にしては気温も高かったので思う存分散歩しました。

素敵な商店街を抜けて、コンビニでおやつを買って、のどかな神社へ。
お参りをしたり、双子のちびっ子を見て和んだり、鳩に襲撃されたり、大判焼きみたいなのを一口で食べて驚かれたりしました。
マクドナルドでオレンジジュース(S)を飲んだり、店の人にばれないようにこっそり持ってきた無料の住宅情報誌を見て、明るい未来を妄想したりしました。


それはあまりにも贅沢で幸福な時間。
時が緩やかに流れているように感じました。
ずっとこうしていられたらどんなに素晴らしい事だろうと思いました。




しかしその幸福は長くは続かなかったのです。




俺の背後に迫る黒い影。
見えない悪魔はすぐそこまで来ていたのです。柔らかな風に乗って…。


妙に鼻がむずむずするこの感じ…。
この身に覚えのある感覚は…。



間違いありません。これは恋です。



あ、間違えた。
恋じゃない。花粉症だ。いっけねー。えへ。



これは確実に花粉症です。
小学生の頃から花粉症と付き合っている俺が言うのだから間違いありません。
花粉症歴20年、26歳という若さで既にベテラン。『花粉症界のえなりかずき』と勝手に名乗っている俺が言うのですから。

俺くらいのベテランになると目はトマトジュースのように赤くなり、自分の鼻水で溺れそうになりますからね。

今年の花粉の量は去年よりかなり少ないらしいですが油断は出来ません。
過去に何度もそんな朗報に騙されて痛い目に遭っていますからもう騙されません。
俺はそろそろ騙す側に回るべきだと思うのですがいかがでしょう?



まぁいつ春になってもいいように数日前から甜茶を飲んでますけどね。
俺の対花粉用最終兵器である甜茶を。



だからこれでダメならもうダメです。
甜茶が効かなかったらアウト。自分の鼻水で溺死するしかありません。
我ながら嫌な死因です。

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